ファイル エビデンスの制御強化
[インベントリの設定] を使ってローカルにインストールされている FlexNet インベントリ エージェント がファイル エビデンスおよび ISO 標準ソフトウェア識別 (SWID) タグを検索する際、パスの制御が大幅に強化されています。デフォルトで FlexNet インベントリ エージェント はファイル エビデンスを収集せず、ISO で定義されている場所からのみ SWID タグを収集します。ただし、選択的にファイル エビデンスを取集する方法で、一部のアプリケーション認識を強化することができます。
ページで、新しいコントロールを使って、Windows、macOS、および Linux/UNIX ファミリ毎にそれぞれ複数の検索パスを指定することができます。これらは、ダウンロード済みのポリシーを通して各プラットフォーム上にインストールされている FlexNet インベントリ エージェント で自動的に共有されます (そのため、接続済みの インベントリ ビーコン を通して通信を行う任意のインストール済みエージェントで動作します)。指定された各パスに始まり、そのすべての子フォルダー内を再帰的にパスが検索されます。これらの検索パターンをより効率的に管理するため、下位フォルダーから除外する一連のパスを宣言することができるようになりました。
両方の定義 (含めるパスおよび除外するパス) には、* または ? ワイルドカード、Windows 環境変数 (%ProgramFiles(x86)% など)、および FlexNet 指定の変数 ($(ProgramFiles)
など)、およびプレーン テキストを含めることができます。
今回より、同じ設定のグループを使ってファイル エビデンスおよび SWID タグの両方を検索することができます。オンライン ヘルプに全詳細情報が掲載されています。