クラウドにおけるビジネス アダプターの制限

FlexNet Manager Suite バージョン 2020 R2

ライセンス関連のビジネス詳細情報をシステムにインポートするのに使用されるカスタム ビジネス アダプターの作成に使用可能なデータ モデルが、FlexNet Manager Suite の SaaS 実装向けに多少変更されています (オンプレミス実装向けのデータモデルに変更はありません)。オペレーター (FlexNet Manager Suite の Web インターフェイス 使用が許可されているオペレーター) の詳細、およびそのオペレーターが保持するロール (または権限レベル) へのリンクには、カスタム ビジネス アダプターを開発する Business Adapter Studio 内でアクセスすることができなくなりました。

クラウドベースまたはマルチテナント実装におけるこれらのオブジェクトは今後失敗するため、これまでに作成してオペレーター オブジェクトまたはロール オブジェクトへのリンクに既にアクセスしている、既存するすべてのビジネス アダプターを調整する必要があります。

この変更によって、マルチテナント システム上で異なるテナントのデータを分割する場合に求められるセキュリティを強化します。繰り返しになりますが、オンプレミス (単一テナント) ビジネス アダプターの実装に変更はありません。