Flexera Analytics におけるレポートのスケジュール管理

FlexNet Manager Suite バージョン 2020 R2

Flexera Analytics には今回より、[Shared content (共有コンテンツ)] フォルダー ([Team content (チーム コンテンツ)] の下)、または [My content (マイ コンテンツ)] フォルダーに保存されている任意のレポートのスケジュールを設定する機能が搭載されています。Flexera Analytics スケジュール機能を使って以下を行います:

  • レポート実行時刻、または繰り返しのスケジュールを設定
  • スケジュールを指定して、電子メールでレポートを複数の宛先に送信
  • レポートを指定のスケジュールで保存し、レポートのバージョン履歴を格納
    注: Flexera Analytics レポートは次の出力形式をサポートします: HTML、PDF、Excel、Excel Data、CSV、および XML

スケジュール機能を使用するには、本リリースの FlexNet Manager Suite で追加された Analytics Explorer ロールが割り当てられている必要があります。詳細は、Flexera Analytics アクセス許可のセキュリティ強化 を参照してください。

すべての Flexera Analytics と同様に、スケジュール機能は IBM Cognos に搭載されている機能を使用します。次の情報は、機能の使い方について説明しますが、その他の詳細 については、IBM Cognos Analytics ドキュメント を参照してください。

[Shared content (共有コンテンツ)] フォルダー (Team content)、または [My content (マイ コンテンツ)] フォルダー に保存されているレポートのスケジュールを行うには、レポートの右にある省略記号ボタンをクリックして、[Properties (プロパティ)]、を選択してから [Schedule (スケジュール)] をクリックします。

単一のレポートに複数のスケジュールを設定することはできません。このレポートにスケジュールが既に存在する場合、編集、有効化/無効化、または削除することができます。レポートに既存するスケジュールが存在しない場合、[新規] ボタンをクリックして新しいスケジュールを作成します。ここで、スケジュール オプションを選択して [作成] をクリックします。以下の処理を行います:

  • 1 日のレポート頻度を設定 (毎日、毎週、毎月、またはトリガによる)
  • スケジュール時刻だけでなく、 開始日および終了日を定義
  • レポート出力の形式を選択 (HTML、PDF など)
  • 提供方法を指定 (電子メール レポートまたはレポートを保存)
    ヒント: レポートを保存するスケジュールを設定したい場合、レポート出力が Flexera Analytics 内に保存され、別のユーザーによるアクセスが可能になります。ユーザーがレポート出力を参照できないようにするためには、[Save report (レポートを保存する)] チェックボックスの選択を解除してください。保存されているレポートを表示するには、レポートの右側にある省略記号ボタンをクリックしてから [View versions (表示するバージョン)] をクリックして、[Show all history (全ての履歴を表示)] チェックボックスを選択してください。最近使用した 5 つのレポート バージョンが表示されます。[アーカイブ] タブには、アーカイブ済みレポートを表示するリンクが提供されています。

FlexNet Manager Suite (オンプレミス)

2021 R1