AWS EC2 コネクターの新しい接続方法によるセキュリティ強化

FlexNet Manager Suite バージョン 2019 R2
AWS EC2 コネクターは、FlexNet Manager Suite および AQS EC2 間の接続を設立するための新しい 2 つの異なる接続方法を提供します。
  1. IAM ロールを使って AWS EC2 への接続を構成する — この方法は、一時セキュリティ資格情報を生成する IAM ロールを使用します。この方法を使って、単一の一時アクセス キー ID、秘密のアクセス キー、および資格情報の有効期限を示すセキュリティ トークンを使って、複数のアカウントからインベントリの収集を行うことができます。これによって、手動による失効処理や、アクセス許可を付与するためにセキュリティ ポリシーをユーザーに割り当てる必要がある長期的なアクセス キーが不要となり、セキュリティ レベルが強化されます。
  2. IAM ロールを使って AWS EC2 (EC2 インターフェイス上にインストールされている FlexNet Beacon) への接続を構成する — この方法は、FlexNet Beacon を AWS EC2 インスタンス上に直接インストールするため、ユーザーが ID 検証の為に資格情報を入力する必要がなくなり、前述のロール ベースの方法をさらに強化します。この方法は、Amazon のベスト プラクティス ガイドに基づくもので、長期的なアクセス キーの使用を最小限に抑えてセキュリティの強化を図ります。
Note: 既存の接続は影響を受けることなく、引き続き動作します。

FlexNet Manager Suite (オンプレミス)

2022 R1