インベントリ ビーコンの変更および修正
FlexNet Manager Suite バージョン 2019 R2
MacOS 10.15 のサポート
MacOS 10.15 以降で実行中の Apple デバイス上でローカルに実行中の最新 FlexNet インベントリ エージェント のインベントリ ファイルをアップロードするだけ (または、逆にポリシー ファイルおよび将来のアップグレード パッケージをダウンロードするだけ) の インベントリ ビーコン をアップグレードする必要はありませんが、インベントリ ビーコン のアップグレードが必要な関連する 2 つのシナリオがあります:
- 採用: macOS 10.15 以降がインストールされている Mac を採用する場合、FlexNet Beacon バージョン 14.0.x 以降が必要です。(対照的に、FlexNet Manager Suite デバイスの採用機能を使用せず、サードパーティーツールを使って FlexNet インベントリ エージェント を MacOS 10.15 マシンに配置した場合、FlexNet Beacon をアップグレードする必要はありません。)
- ゼロ フットプリント インベントリの収集: MacOS 10.15 以降がインストールされている Mac 上でリモートでインベントリ スキャンを行う場合、FlexNet Beacon バージョン 14.0.x 以降が必要です。(対照的に、たとえばローカルにインストールされている FlexNet インベントリ エージェント を使うため、MacOS 10.15 のリモート インベントリの収集を行なわない場合、FlexNet Beacon のアップグレードは不要です。)
Linux KVM 仮想化のインベントリ サポート
ゼロ フットプリント インベントリ収集 (インベントリ ビーコン によるリモート インベントリ) を使用する場合、FlexNet Beacon14.0.0 がインストール済みでなくてはなりません。起動時にスプラッシュ画面を確認してください。
インベントリ グループを使ってコミュニケーションを管理する
FlexNet インベントリ エージェント から インベントリ ビーコン へのコミュニケーションを管理するインベントリ グループの強化機能を使用するためには、 FlexNet Beacon を 2019 R2 以降 (FlexNet Beacon 14.0.0) 以降、または に同梱されているバージョンにアップグレードする必要があります。
ターゲットされた FlexNet インベントリ エージェント のアップグレード
このバージョンは、既存のターゲット メカニズムを使って、インストール済みの FlexNet インベントリ エージェント のアップグレードのインベントリ デバイスの選択をサポートします (同じメカニズムが、検出およびインベントリ規則の作成にも使用されます)。詳細は、「ターゲットされた FlexNet インベントリ エージェント のアップグレード」を参照してください。
FlexNet Beacon の修正
- このバージョンは、FlexNet Beacon エンジンの DNS 参照を減らすため、過剰な DNS の読み取りが行われることがありません。また、DNS の読み取りを制限するため、特定の FlexNet Beacon 割り当て済みサブネット以外を読み取りません。
- このバージョンでは、親/子インベントリ ビーコン階層を使用する環境において、子インベントリ ビーコンが親インベントリ ビーコンから採用およびアップグレード パッケージを適切にダウンロードしない問題が修正されています。この修正には、インベントリ ビーコン チェーンで子インベントリ ビーコンに至るまでのすべてのポイントで FlexNet Beacon バージョン 14.0.x 以降がインストールされている必要があります。ただし、子孫を持たないインベントリ ビーコンはアップグレードする必要がありません。
FlexNet Beacon における変更はすべて、https://docs.flexera.com/FlexNetManagerSuite2020R1/EN/BeaconChg/index.html のこのリリース の Beacon Change Log に記述されています。
FlexNet Manager Suite (オンプレミス)
2022 R2