Linux RPM パッケージの署名

FlexNet Manager Suite バージョン 2018 R2
Linux RPM (Red Hat Package Manager) パッケージの署名を行うことで、FlexNet インベントリ エージェント の Linux RPM パッケージの独自のインストールを管理する場合にセキュリティ レイヤーを追加することができます。RPM パッケージのみ署名されます。DEB パッケージに変更はありません。
ヒント: Linux パッケージの署名によって、採用の自動プロセスまたは FlexNet インベントリ エージェント のセルフ アップグレードに影響はありません。追加セキュリティは、Linux プラットフォーム上の RPM インストーラーを含むサードパーティ テクノロジのみに有益です。
FlexNet インベントリ エージェント (13.1.0 から) の Linux RPM パッケージの両方で GPG (GNU Privacy Guard) を使った署名が行われます。
  • プライベート キーは Flexera にょって安全に保管されます。
  • パブリック キーは、Inventory agent 13-1-0+ Linux RPM installer public key.zip というタイトルの個別のダウンロードとして製品 & ライセンス センターから取得することができます。このダウンロードにアクセスするためには、Flexera Customer Community (英語のみ) 用の会社のパスワードが必要です。キーを個別のパスワードで保護されたソースからダウンロードしなくてはならないこと自体が、セキュリティの強化につながります。
1 つのパブリック キーによって Linux FlexNet インベントリ エージェント の RPM パッケージのどちらか (Linux i386 または Linux x86_64) を承認できます。パブリック キーの収集およびインポートは、1 回限りの処理です。パブリック キーをダウンロードするには、以下の手順に従います:
  1. ブラウザーを使って Flexera Customer Community にログインします。(Customer Community 用の会社のパスワードが必要です。)
  2. ページ上部にある行から [ダウンロード] タブを選択して、製品一覧から FlexNet Manager Platform を見つけてから、その製品の下にある [上の製品にアクセス] ボタンをクリックします。[製品 & ライセンス センター] サイトが表示されます。
  3. [ホーム] ページの [ダウンロード] セクションで、[FlexNet Manager Platform] のリンクをクリックします。
  4. [パッケージのダウンロード] ページで [FlexNet Manager Platform 2018 R2] のリンクをクリックして、ダウンロードにアクセスします。
  5. Inventory agent 13-1-0+ Linux RPM installer public key.zip をダウンロードしてから、FlexNet インベントリ エージェント の Linux バージョンをインストールするターゲット デバイス上の場所に展開します。
パブリック キーがダウンロードされた後、署名済み RPM パッケージを検証またはインストールする前に、各ターゲット デバイス上にこれをインストールすることができます。
rpm --import pathWhereSaved/RPM-GPG-KEY-FlexeraSoftwareLLC
ヒント: Linux RPM パッケージをパブリック キーを配置せずにインストールすることを選択した場合、警告が発生します。警告を無視して、インストールを続行することも選択可能です。
パブリック キーがインストールされているとき、ダウンロード済みのインストール パッケージを通常の RPM コマンドで検証することができます:
rpm -K agentInstallationFile

結果の「md5 gpg Ok」は、パッケージの署名が検証されたことを意味し、パッケージが破損しておらず、FlexNet インベントリ エージェント を安全にインストールおよび使用することができます。

パブリック キーをセキュリティで保護して rpm にインポートすると、FlexNet インベントリ エージェント のすべての将来的なアップグレード/インストールもそのキーに対して検証することができます。

FlexNet Manager Suite (オンプレミス)

2023 R1