カスタム デバイス ロールの既定値の変更

FlexNet Manager Suite バージョン 2021 R1

インベントリ デバイスのプロパティ シートにある [全般] タブに、[デバイス ロール] と呼ばれるプロパティがあります。ここで、デバイスにインストール済みのソフトウェアがライセンス エンタイトルメントを通常通り消費する[本番] ロール、または一部のライセンスでライセンス消費からの除外を許可する [テスト] など別のロールを選択することができます (ライセンス使用条件を良く確認してください)。

さらに、標準で 8 つのデバイス ロールが提供されています。ビジネス アダプターを使って、特殊なライセンス条件の下でデバイスに適用するカスタム ロールを作成することもできます。ただし、これまではカスタム ロール内のデバイスがライセンスの消費から除外されており、Web インターフェイス でこの設定を変更する方法はありませんでした。

本リリースより、将来ビジネス アダプターを通して作成されるカスタム デバイス ロールは、デフォルトでそこにインストールされている任意ののソフトウェアのライセンスから消費します。
ヒント: この変更によって、以前作成されたカスタム デバイス ロールへの影響は無く、これまで通りの動作が保持されます。カスタム デバイス ロールの動作を切り替えるには、Microsoft SQL Studio から コンプライアンス データベース にアクセスし、ComplianceComputerRole テーブルで選択したロールの ManageLicense 値をゼロ (ロールをライセンスの消費から除外する)、または 1 (このロール内のデバイスは通常通り、ライセンス エンタイトルメントを消費する) に設定してください。

FlexNet Manager Suite (オンプレミス)

2023 R1