ServiceNow 用のインベントリ コネクター

FlexNet Manager Suite バージョン 2020 R2
インベントリ ビーコン 用の新しいコネクターを使って、ServiceNow をハードウェアおよびインストール済みソフトウェア情報のインベントリ ソースとして使用できます。
ヒント: このインベントリ コネクターは、契約と資産についての情報を双方向に交換する、ServiceNow と FlexNet Manager Suite との既存する統合からは全く異なります。この種のデータ交換は、新しいインベントリ コネクターを使った未処理インベントリ情報のインポートと同時に使用し続けることができます。
インベントリの収集処理を行うには、ServiceNow 側の設定が必要です:
  • 最低限、ServiceNow 内で Discovery プラグインを使用中でなくてはなりません。SAM プラグインも使用中であれば、より詳細なインベントリが使用可能です。
  • Flexera 統合アプリを適切なユーザー アカウントの下で実行されるようにスケジュールを設定し、指定した MID サーバー上にある .csv ファイルにデータを抽出ならびに保存する必要があります (通常、比較的安定した環境下では 1 週間に 1 度のデータの収集が適当です。)これは、前述の契約および資産の情報交換を含み、別の製品間の通信用に設定済みの Flexera 統合アプリと同じです。2 番目のインストールは不要です。データ タイプに関わらず、1 つのアプリですべてを保存します。

未処理のインベントリデータが MID サーバー上の .csv ファイルに保存された後、適切な インベントリ ビーコン 上で構成された新しい ServiceNow インベントリ コネクターが .csv ファイルからデータを抽出し、未処理のインベントリを中央 アプリケーション サーバー にアップロードします。そこで、通常のインポート処理とライセンス消費の計算が統合されます。

ServiceNow によるインベントリ 「検出」の制限は、UNIX 系のプラットフォーム上における仮想化に用いられるパーティション技術に関係します。これらのプラットフォームをサポートする場合のベストプラクティスは、直接 FlexNet インベントリ エージェント をインストールして、インベントリ ビーコン に直接レポートを行う方法です。こうすることで、ライセンス消費の計算に必要なすべての詳細を収集することができます。この追加情報は、ServiceNow から収集された情報とスムーズに統合されます。

詳細はオンライン ヘルプに、またさらに詳しい情報がオンライン ヘルプのタイトルぺージからアクセス可能な HTML または PDF に追加された新しい章 「FlexNet Manager Suite インベントリ アダプターおよびコネクター リファレンス」に掲載されています。

FlexNet Manager Suite (オンプレミス)

2023 R1