Active Directory からインポートされたユーザー データが、SaaS ユーザー正規化のための電子メールアドレス キーを返します
FlexNet Manager Suite バージョン 2022 R1.2
Active Directory および O365 や Salesforce などの SaaS 製品など、様々な異なるソースからユーザー データが取得されます。同じユーザーについて複数のソースからデータが取得された場合、ユーザー レコードの重複を避けるため、それらのデータを結合する必要があります。
結合処理は、インポートされたユーザー レコードをシステム上に既存するすべてのユーザー レコードと照合して行われます。同じ電子メールアドレスを持つユーザー レコードは、同一ユーザーとして結合されます (電子メール アドレスが、各ユーザーの一意識別子として使用されます)。
O365 や Salesforce といった SaaS 製品の場合、ユーザー データを FlexNet Manager Suite にインポートする時に電子メール アドレスが含まれます。ただし、本リリース以前のリリースでは、Active Directory によってインポートされたユーザー データに電子メール アドレスが含まれていませんでした。そのため、Active Directory 経由でシステムに追加されたユーザーが既存する場合に確認を取ることができず、ユーザー レコードの重複が発生しました。
R1.2 にアップグレードすると、複数ソースから FlexNet Manager Suite に追加されるユーザー レコードが正しく結合され、重複レコードの問題が無くなります。また現在の結合ロジックに追加ステップが含まれており、システム上でしばらく存在していた既存の重複レコードが検出および削除されます。
FlexNet Manager Suite(オンプレミス)
2023 R2