CSP への Google Cloud の追加

FlexNet Manager Suite バージョン 2020 R2

[クラウド サービス プロバイダー インベントリ] 管理ビューを使って、(CSP) AWS および Microsoft Azure などの異なるクラウド サービス プロバイダーによって運営されているクラウドで実行中のインスタンス追跡を行うことができます。本リリースから、Google Cloud もサポートします (ただし、他のプロバイダーに比べると Google Cloud サポートの範囲は限られています)。

Google Cloud で実行中のインスタンスからインベントリを収集するには、そのインスタンス上に FlexNet インベントリ エージェント がローカルでインストールされている必要があります。もちろんこれに伴い、インストールされている FlexNet インベントリ エージェント がインベントリのアップロード並びに自己管理をガイドするポリシーのダウンロードを行えるよう、1 つ以上の インベントリ ビーコン にコンタクト可能でなくてはなりません。通常の条件が適用します: Google Cloud 内で長い間実行されているインスタンス上で FlexNet Beacon を実行することができ、インベントリ ビーコン が中央 アプリケーション サーバー にアップロードされるように構成済みであること、または独自の環境内の DMZ に設定されている インベントリ ビーコン と通信するように、インストール済みの FlexNet インベントリ エージェント を構成することができます。

Google Cloud のサポートには、インスタンス上にインストールされている FlexNet インベントリ エージェント のバージョンが 13.2.0 以降でなくてはなりません (これは、2019 年 3 月に FlexNet Manager Suite 2019 R1 と共にリリースされたバージョンです)。また、更新済みインベントリ設定ファイルの配信には、ARL が最新版である必要があります (2020 年 8 月 21 日以降)。

これは、インベントリ ソースが 仮想インスタンス上にインストールされている FlexNet インベントリ エージェント から直接配信され、現時点では別の CSP からの一部のプロパティを Google Cloud で使用することができないためです。[クラウド サービス プロバイダー インベントリ] ページのオンライン ヘルプに、Google Cloud から使用できないプロパティについて掲載されています。

FlexNet Manager Suite(オンプレミス)

2024 R1