SQL Server のライセンスを最適化する新しいレポート

FlexNet Manager Suite バージョン 2021 R1.3
Microsoft では、主に 2 つの SQL Server ライセンシングを提供しています:
  • SQL Server Enterprise は、ホストに搭載されている任意の Microsoft SQL Server エディションのインストールを含む無制限の数の仮想マシン (VM) に適用され、各ホストで使用可能なコアの数によって上限が設定されます (また、消費はホスト レベルで合計され、上限を付けることが可能となります)。
  • SQL Server Standard は、Microsoft SQL Server Standard Edition のインストールを含む個別の VM に適用され、各 VM には少なくとも 4 コアが含まれます。
これらの選択を管理するのには時間がかかり、多くのエンタープライズは最もシンプルで安全な選択である最初のオプションを選びがちです。しかし、FlexNet Manager Suite の新しいレポートを使って、3 つの異なるシナリオにおける各消費デバイス (スタンドアロン サーバー、SQL Server を実行中の VM を含む仮想ホスト、およびホストが識別できない親なし VM まで含む) の最新インベントリを評価することができるようになりました:
  • すべてのインストールに SQL Server Enterprise ライセンスを適用する
  • すべての (クラスター内の) インストールに SQL Server Standard ライセンスを適用する (もちろん、SQL Server Standard Edition のみがインストールされているクラスターのみ)
  • 各 VM が SQL Server Standard ライセンスを使って Microsoft SQL Server Standard エディションを実行中のホスト、および VM が SQL Server Enterprise ライセンスを使って Microsoft SQL Server Enterprise Edition を実行しているホストにライセンスを付与する (これは任意の VM がソフトウェアの該当するエディションを実行している任意のホストに SQL Server Enterprise ライセンスを適用する既定の設定を用いた、現在 FlexNet Manager Suite 内で提供されている最適化よりも有利な場合があります)

各クラスターについて、レポートはこれらのうち最も低コストなシナリオを推奨します。これによって、次回のライセンスまたはメンテナンスの更新時に大幅なコスト削減方法を見出すことができます。

FlexNet Manager Suite(オンプレミス)

2024 R1