コンテナ環境向けの IBM ライセンス機能に追加された新しい機能
FlexNet Manager Suite は今回より、2 種類の IBM ライセンス メトリックをサポートします: リソース ユニット (RU) および 管理対象仮想サーバー (MVS)これらの追加ライセンス タイプのサポートにより、今回より FlexNet Manager Suite でIBM RU ライセンスおよびIBM MVS ライセンスを次の Cloud Paks に作成できるようになりました。
- IBM Cloud Pak for network automation
- IBM Cloud Pak for Watson AIOps
- IBM Cloud Pak for Security
お客様の環境内の各 Kubernetes クラスターで実行される IBM 製品または Cloud Paks について毎日、Flexera Kubernetes インベントリ エージェントまたは軽量 Kubernetes エージェントが IBM License Service からのエビデンスとして消費情報を収集します。FlexNet Manager Suite は IBM License Service からのデータを標準化し、そこに含まれている Cloud Paks およびバンドルされた製品、並びにすべてののスタンドアロン IBM 製品を認識します。
通常通り、これらの製品を適切なライセンスにリンクすることができます。FlexNet Manager Suite がこれらをアップロードされたエビデンスにリンクすると、現在の消費量およびピーク時のライセンス消費量が提供されます (IBM のライセンシングでは、特定期間におけるピーク時の消費量が問われます)。IBM では、Kubernetes クラスターで実行中の (Cloud Packs を含む) 製品について、必ず IBM License Service を使用して製品を識別する必要があります。IBM RU または IBM MVS ライセンス タイプでは、この処理を FlexNet Manager Suite で行うことができるようになりました。
FlexNet Manager Suite では、MVS ライセンスおよび RU ライセンスでカバーされているソフトウェアのピーク時および現在の消費データについて、およびそれらのライセンスに対して消費されたライセンス エンタイトルメントの詳細を提供する次のレポートが作成されました。
さらに、既存の Cloud Pak レポート (IBM Cloud Pak ライセンスの消費レポートおよび IBM Cloud Pak ライセンスの現在の消費レポート) に、RU および MVS メトリック タイプの Cloud Paks についてのレポートが追加されました。
IBM のレポート要件を満たすため、IBM MVS および RU レポート データが IBM 監査レポート パッケージに含まれていて、FlexNet Manager Suite でダウンロードが可能です。 このパッケージを監査に信頼できるソースとして使用できます。パッケージをダウンロードするには、FlexNet Manager Suite でレポートを開いてレポート期間を選択してから、[IBM 監査レポートをダウンロード] リンクをクリックします。
FlexNet Manager Suite(オンプレミス)
2024 R2