FlexNet インベントリ エージェント コミュニケーションを選択された インベントリ ビーコン に制限する機能

IT Asset Management バージョン 2019 R1.4

IT Asset Management リリースでは、FlexNet インベントリ エージェント によるコミュニケーションを インベントリ ビーコン のサブセットに制限するための「インベントリ グループ」の概念が導入されました。 どの インベントリ ビーコン が、どの FlexNet インベントリ エージェント によってコンタクトされるのかを制限することで、インフラストラクチャのオーバーヘッド削減に役立ち、コミュニケーション、アップロード、およびネットワーク トラフィックの負荷分散をより制御し易くなります。

新しい [インベントリ グループの設定] セクションが [インベントリの設定] ページに追加されました (検出 & インベントリ > 設定 > インベントリ グループの設定)。ここで、次を組み合わせることができます:
  • 1 つ以上のインストール済み FlexNet インベントリ エージェント のターゲット セット。
  • 1 つ以上の インベントリ ビーコン
ヒント: ターゲットは [検出 & インベントリ > 検出およびインベントリ規則] ページの [ターゲット] タブで作成および管理されます。たとえば、ターゲット定義でサブネット アドレスを指定した場合、ターゲットはそのサブネット内のすべてのデバイスを識別します。
その結果となるインベントリ グループは、ローカルでインストールされた FlexNet インベントリ エージェント にポリシーを使って分散されます。一度アップデートされると、各 FlexNet インベントリ エージェント は割り当てられたグループ内から最も適切な インベントリ ビーコン を選択してコンタクトを行い、インベントリ グループから外に出ることはありません。FlexNet インベントリ エージェント が複数のインベントリ グループにある場合、これらのインベントリ グループ内の任意のビーコンとコミュニケーションが可能です。インベントリ デバイスがインベントリ グループのどのターゲットにもカバーされていない場合、そのインベントリ デバイスは、すべての インベントリ ビーコン とコミュニケーションを取り続けることができます。

[インベントリ グループの設定] セクション内でインベントリ グループを作成する場合、2 つのステップがあります。まず、1 つ以上のインベントリ ビーコンを選択してから、インベントリ デバイスの 1 つ以上のターゲットを選択します。この組み合わせがインベントリ グループを構成します。[インベントリ グループの設定] セクションを使って、インベントリ グループを作成、編集、または削除することができます。

重要: この機能を使用するには、FlexNet Beacon2019 R1.3 (FlexNet Beacon バージョン 13.5.x 以降) に同梱されているバージョンにアップグレードする必要があります。

詳細については、オンライン ヘルプの [インベントリ グループの設定] ページを参照してください。

IT Asset Management(クラウド)

Current