新しい名前付きユーザー ライセンスの消費および最適化レポート

IT Asset Management バージョン 2022 R1.4

新しい名前付きユーザー ライセンスの消費および最適化レポートを使って、ソフトウェア資産管理者はインストール済みアプリケーションのサブスクリプションをアクティブに追跡し、すべての名前付きユーザー ライセンスの消費を返すことができます。

サブスクリプションにはバンドル ソフトウェアが含まれることがあるため、名前付きユーザー ライセンスは複雑になりがちです。これによって、どのアプリケーション (インストール済みアプリケーション、インストール済みで使用中のアプリケーション) が名前付きユーザー ライセンスを消費しているのかどうかが分かりにくくなります。

この複雑さに対応して最適化を行うため、このレポートは概要ビューを提供し、ユーザー毎に消費の詳細すべて (ライセンスを消費しているインストール済みおよび使用中のアプリケーション) が表示されます。

レポートは氏名、メールアドレスなど、詳細な情報を返します。ライセンスを消費しているインストール済みアプリケーションや、ライセンスを消費しているインストール済みで使用中のアプリケーションなどの消費の詳細も返します。

ソフトウェア資産管理データの透明化のみにとどまらず、レポートではインストール済みで使用中のアプリケーションについて、アクティブなサブスクリプションを持つ各ユーザー毎に、同じ発行者からのより低価格なサブスクリプションを評価して最適化の推奨を行います。特に Adobe に関してレポートは、Creative Cloud コンプリートプランのサブスクリプションと比較して Adobe 製品のスタンドアロン ラインセンスの方が低価格かどうかを識別します。

レポートには、すべての価格情報 (現在の価格、最適化された価格、ユーザーに可能な節約、可能な節約の合計額など) が提供されます。

注: サブスクリプションまたはオンライン使用状況が SaaS Manager からの情報である場合、レポートの最適化ロジックも引き続き適用されます。
ソフトウェア資産管理者は、この情報を使ってサブスクリプションのダウングレード アクションを行うことができます。
注: レポートに Microsoft Developer Network (MSDN) 情報は含まれません。MSDN は特定の構成を持つため (1 つのライセンスの何百ものアプリケーションがリンクされている場合もあります)、ダウングレードを行うことは不可能です。

詳細は、オンライン ヘルプの 「Named User Licenses Consumption and Optimization Report (名前付きユーザー ライセンスの消費および最適化レポート)」を参照してください。

IT Asset Management(クラウド)

Current