新しい Active Directory レポート オブジェクト

IT Asset Management バージョン 2023 R1.3

カスタム レポートに AD グループ オブジェクトを含むことができるようになりました。AD グループ オブジェクトは、ユーザーおよび対応する AD グループに関するレポートを行うことが可能なため、AD グループを通してユーザーがアクセス可能なアプリケーションを確認することができ、大変便利です。

注: Active Directory グループは、特定のリソースへのアクセスが許可されているユーザー グループです。管理者は、グループ内の各メンバーに個別の権利を割り当てる代わりに、グループに対してアクセス許可を付与することができます。AD グループの詳細は、そのまま使える Active Directory インポートによってインポートされます (通常、一日一回ビーコンによってトリガされます)。

レポート ビルダーでレポートを作成するとき、AD グループ オブジェクトからレポートを開始して、ユーザー オブジェクトにリンクすることができます。ユーザー オブジェクトから開始したレポートは、 AD グループ オブジェクトにリンクすることができます。通常、AD グループの数は多いため、レポート作成時にフィルターを適用することが推奨されます。たとえば、AD グループの組み合わせによって、ユーザー数が百万人を軽く超える場合があります。

AD グループ オブジェクトを使ってレポートを作成してから、インテリジェント ライセンスの制限を適用することで、より自動化された方法でライセンスの適用範囲を変更することができます。たとえば、特定の AD グループからのすべてのユーザーを考慮する Microsoft CAL ライセンス レポートを作成することができます。つまり、デバイス上のアプリケーションを認識するのではなく、ユーザーのアプリケーション割り当てに基づいてライセンスが消費されます。

カスタム レポートの作成方法についての詳細は、「Creating a Custom Report (カスタム レポートの作成)」を参照してください。

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