Linux 上の Podman インベントリを新たにサポート
IT Asset Management バージョン 2024 R1.4
Podman はコンテナ管理の業界標準として台頭し、Red Hat Enterprise Linux を含む多くのサーバで Docker に取って代わりました。
FlexNet インベントリ エージェント では、Linux 上で Podman からのインベントリ収集がサポートされています。この新機能は、包括的なインベントリ管理を保証し、特に OpenShift のように Podman が基礎となるコンテナ ランタイムとして機能する環境において、業界の Podman への移行の流れに一致します。
Podman コンテナの可視性はデフォルトでは無効になっています。Podman インベントリを有効にし、Podman コンテナ内でインベントリ エージェントを実行するには、インベントリの設定 ページ ( ) に移動して、 [コンテナのスキャン] セクションで対応するチェック ボックスを選択します。
注: Podman はユーザーごとにコンテナを管理するユーザー中心の設計になっているため、各ユーザーは自分のコンテナ セットを持ち、他のユーザーはそれらにアクセスしたり管理したりできません。そのため Podman モニターは、システム上で Podman を使用しているすべてのユーザーからコンテナとイメージ インベントリを収集するために root 権限を必要とします。FlexNet インベントリ エージェント を最小権限オペレーション モードで運用している場合は、sudoers ファイル
/etc/sudoers.d/flexera
のCmnd_Alias FLEXERA
コマンド エイリアスに /opt/managesoft/libexec/fnms-podman-monitor
を追加して、Podmanモニターに root 権限を付与する必要があります。sudoers ファイルのサンプルは、「Agent Third-Party Deployment: Sample Sudoers File (エージェントのサードパーティー デプロイメント: サンプル Sudoers ファイル)」 を参照してください。詳細については、Gathering FlexNet Inventory で次のトピックを参照してください:
- 新しい FlexNet インベントリ エージェント のプリファレンス PerformPodmanInventoryScan
- 更新された FlexNet インベントリ エージェント のプリファレンス ExcludeDirectory および ExcludeEmbedFileContentDirectory。Linux プラットフォーム上でのデフォルトの動作が変更されています。
- Agent Third-Party Deployment: Least Privilege Operation Mode (エージェントのサードパーティー デプロイメント: 最小権限オペレーション モード ).
IT Asset Management(クラウド)
Current