2015 年以降の規格で作成された SWID タグからインストーラー エビデンスが生成されない問題を修正
このリリース以前の IT Asset Management では、2015 年以降の規格を使用して作成された SWID タグが検出されませんでした。 その結果、2015 年以降の規格に基づく ISO 19770-2 ソフトウェア識別タグ ファイルからソフトウェア インストーラー エビデンスを処理する場合、IT Asset Management が対応するインストーラーのエビデンス レコードを作成せずに、ファイルのエビデンス レコードのみを生成していました。さらに、2015 年以降の規格を使用して作成された SWID タグを解決しようとすると、SoftwareIsoTagFile テーブル (列:ParseErrorMessage)にエラーメッセージが記録されました。
以前の IT Asset Management バージョンでは、新しいスキーマを使用した SWID タグ情報がデータベースに長期間保存されていましたが、適切に評価されていませんでした。 今回の更新により、システムは新しいスキーマを正しく評価できるようになりました。 ただし、NDI ファイルの SWID タグに変更が加えられていない場合 (MD5値は変更されていない)、更新は行われず、エビデンスは IT Asset Management で利用できないままとなります。
このリリースから、2つの重要な変更が行われます。第一に、異なる MD5 値を持つ新しい SWID タグが NDI ファイルで検出されると、システムはそれに応じて新しいスキーマを更新して評価します。 第二に、2015 年以降の標準を使用する SWID タグから生成されたインストーラー エビデンスが [すべてのエビデンス] ページの [インストーラー エビデンス] タブに表示され、企業全体およびアプリケーション認識ライブラリで検出されたすべてのインストール エビデンスを表示します。
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