Nutanix Prism および Acropolis Hypervisor (AHV) VM インベントリの収集
各 Nutanix サーバーは Acropolis Hypervisor プラットフォーム上で動作し、それぞれ独自のソフトウェア インストール セットを持つ複数の仮想マシンをホストすることができます。
ソフトウェア インベントリが IT Asset Management 内で収集されると、Nutanix Prism によって作成および管理される仮想マシンにインストールされたアプリケーションのライセンス コンプライアンス ポジションを生成することができます。
正確なライセンス コンプライアンス ポジションを確保するために、IT Asset Management は Nutanix VM インフラストラクチャ インベントリ (クラスタ、プール、ホスト) と、仮想マシンにインストールされているソフトウェア インベントリの両方を収集します。完全な Nutanix VM インフラストラクチャ階層は、IT Asset Management 内の「Virtual Devices and Clusters (仮想デバイスおよびクラスター)」ページに表示されます。
この新機能は、Broadcom が VMware を買収した後に Nutanix に移行した元 VMware のカスタマーに対応し、ライセンスモデル、メトリック、および購入方法が大幅に変更されています。買収後、VMware は永久ライセンス オプションを廃止したため、既存カスタマーのコストが大幅に増加し、追加費用が発生しました。
その結果、多くの組織がハードウェアと仮想化ソフトウェアをバンドルした Nutanix に移行し、ホスト、サーバー、仮想化プラットフォームを個別に購入する必要がなくなりました。このバンドル ソリューションによって、大幅なコスト削減が可能となります。
VMware ユーザーや他の仮想化プラットフォーム (Hyper-V など) に依存しているユーザーにとって、Nutanix はハードウェア、仮想化、ソフトウェアを1 つのコスト効率の高いソリューションに統合することで、大きなコスト削減の可能性を提供します。
監査の目的で、ILMT のような IBM ツール (30 分ごとにライセンス履歴のスナップショットをキャプチャする) の代わりに FlexNet インベントリを使用してサブキャパシティ ライセンスの計算を行う場合、Nutanix がホストするすべてのインベントリ VM を頻繁にスキャンできます。FlexNetインベントリを使用したサブキャパシティ ライセンス計算の詳細については、 オンラインヘルプの「IBM High-Frequency Scanning (IBM 高頻度スキャン)」を参照してください。
Nutanix インベントリの収集については、オンラインヘルプの「Nutanix Prism & Acropolis Hypervisor (AHV) VM Inventory (Nutanix Prism & Acropolis Hypervisor (AHV) VM インベントリ)」 を参照してください。
IT Asset Management(クラウド)
Current