コンテナにインストールされているアプリケーションのレポート機能の強化

IT Asset Management バージョン 2025 R1.4
この機能強化では 2 つの改良点があります:
  • レポート ビルダーの機能強化—コンテナおよび関連データのサポートが追加されました。
  • 新しい組み込みレポート—コンテナ インストールの専用レポートコンテナ インストールの詳細レポートが利用可能になりました。

以前は、コンテナに関するレポートはコンテナ イメージと基本的なインストール数に限定されており、コンテナの使用状況を限定的に把握できるものでした。この拡張機能により、IT Asset Management 内のコンテナにインストールされているアプリケーションのレポート機能が大幅に拡張されます。コンテナ インストールの詳細レポートを実行すると、アプリケーションのインストール状況と、各インストールが検出されたコンテナに関するコンテキスト情報が明確に表示されます。

3 つの新しいオブジェクトとその基本プロパティ(レポート ビルダーの新しい列)がレポート ビルダーに追加されました。これにより、ユーザーはコンテナや関連データにインストールされたアプリケーションに焦点を当てたカスタム レポートを作成することができます。他のカスタムレポートと同様に、これらの新しいオブジェクトを [割り振り] [資産] などの既存のオブジェクトと組み合わせることができます。

レポート オブジェクト 新しい列
コンテナ
  • コンテナ インスタンス ID
  • 名前
  • ステータス
コンテナ イメージ
  • イメージ ID
  • 最後に使用した日
  • レポジトリ タグ

コンテナ ポッド
  • コンテナ ポッド ID
  • 名前
  • 名前空間
  • ステータス
  • UID

レポート ビルダーでカスタム レポートを作成する方法についての詳細は、オンライン ヘルプ「Creating a Custom Report (カスタム レポートの作成)」 を参照してください。

レポート ビルダーの更新に加えて、コンテナ インストールの詳細レポートという新しい組み込みレポートが利用できるようになりました。このレポートは、特定のコンテナ イメージにインストールされているアプリケーションを表示し、インストールが行われたコンテナを一覧表示します。これは、コンピューターや仮想マシンなどのインベントリ デバイスに焦点を当てたアプリケーション インストールの詳細と似ています。ただし、新しいレポートはコンテナ向けに調整されています。

詳細については、オンライン ヘルプの 「Container Installation Details Report (コンテナ インストールの詳細レポート)」 を参照してください。

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