前提条件ソフトウェア

FlexNet Manager Suite 2023 R2 (オンプレミス)
FlexNet Manager Suite 2023 R2 リリース時にサポート対象のオペレーティング システムおよびソフトウェア前提条件は次の通りです。別途記載が無い限り、リリースのサポートには、同じリリースに対してリリースされるすべての公式サービス パックのサポートも含まれます。
コンポーネント オペレーティング システム 前提条件ソフトウェア

アプリケーション サーバー

  • Windows Server 2012
  • Windows Server 2012 R2
  • Windows Server 2016
  • Windows Server 2019
  • Windows Server 2022
次の 3 つの前提条件は、マルチサーバー実装の各サーバーに適用します:
  • Microsoft .NET Framework 4.7.2–4.8 (ASP.NET の登録は、Installation または Upgrading PDF ファイルの「Configure .NET and IIS 」 セクションに記述されています)
  • Microsoft Internet Information Services 8.0–10.0
  • Microsoft Message Queuing (MSMQ)
次の追加前提条件は、 バッチ サーバーコンポーネントがインストールされている場合のみ適用します。
重要: 環境内には、必ず 1 つだけ バッチ サーバー が必要です。バッチ サーバー は独自のサーバーにインストール、または Web アプリケーション サーバー あるいはインベントリ サーバーのどちらかに並置することができます。またはすべてのコンポーネントを単一の アプリケーション サーバー にインストールすることも可能です。バッチ サーバー がインストールされている時は常に次の前提条件が適用します。
  • Microsoft Access Database Engine (32 ビット)
  • SQL Server 機能: クライアント ツール接続、管理ツール
    注: Microsoft Windows Server Core のエディションはサポートされていません。
データベース サーバー (Cognos データベース サーバーを含む)
  • Windows Server 2012
  • Windows Server 2012 R2
  • Windows Server 2016
  • Windows Server 2019
  • Windows Server 2022
  • Amazon RDS for SQL Server
注: これらの最初の説明は次の Microsoft SQL Server バージョンに適用します (バージョン固有の詳細は下を参照):
  • Microsoft SQL CLR (共通言語 ランタイム)統合を有効にする必要があります。FlexNet Manager Suite は、SAFE アクセス許可セットと共に、署名済み CLR アセンブリを使用します。Microsoft SQL Server 2017 以降の場合、このアセンブリの作成および実行には通常、適切な証明書を使った SQL Server ログインの構成、およびログインのための UNSAFE ASSEMBLY 権限の付与が必要です。サポートされているもう一つの構成は、コンプライアンス データベースの TRUSTWORTHY データベース プロパティを [ON] に設定するか、CLR の厳密なセキュリティを無効化する方法です。
  • マルチテナント インストールには、SQL Server Eenterprise Edition が必要。シングルテナント インストールには、任意の SQL Server エディションを使用可能。
  • Flexera Analytics を使用するには、Microsoft SQL Server で TCP/IP プロトコルが有効化されていること、またデータベース サーバーと通信するためのネットワーク アクセス許可が必要です (ファイアウォールによる制限がないことを確認してください)。
  • Amazon RDS は、SQL Server 2016 SP1、SP2 、および SP3 に制限されています。
  • Microsoft SQL Server 2012
  • Microsoft SQL Server 2014
    注: 互換性レベル SQL Server 2012 (110) に設定して実行。
  • Microsoft SQL Server 2016 SP1
    注: このアップデートによって致命的なエラーが修復されているため、必ず SP1 以上を適用してください。互換性レベル SQL Server 2012 (110) に設定して実行。
  • Microsoft SQL Server 2017
  • Microsoft SQL Server 2019
    注: IBM Cognos バージョン 11.1.7 は、Microsoft SQL Server 2019 上でサポートされています。
    注: IBM Cognos バージョン 11.0.13 は、Microsoft SQL Server 2019 上ではサポートされていません
    注: 3 つの確認事項:
    1. SQL Server 2019 の累積更新プログラム 5 以降がインストール済みであることを確認してください。
    2. FlexNet Manager Suite は SQL Server 2019 から導入されたメモリ最適化テーブル機能との互換性を持たない SQL CLR を使用するため、次のどちらかのプロセスで TempDB_Metadata を無効化してから SQL Server を再開 してください。
      ALTER SERVER CONFIGURATION 
          SET MEMORY_OPTIMIZED TEMPDB_METADATA = OFF
      GO
      または
      EXEC sp_configure 'tempdb metadata memory-optimized', 0
      GO
      RECONFIGURE
      GO
    3. SQL Server 2019 で、Microsoft が Intelligent Query Processing に変更を追加しましたが、それにともなって Web インターフェイス (たとえば [すべての購入] ページ) でエラーが発生する可能性があります。FlexNet Manager Suiteコンプライアンス データベース で、2 つのエラー回避方法があります:
      1. 次の 6 つの Intelligent Query Optimizer コンポーネントを無効化する (この Microsoft トピックで説明されています):
        ALTER DATABASE SCOPED CONFIGURATION 
            SET BATCH_MODE_MEMORY_GRANT_FEEDBACK = OFF;
        ALTER DATABASE SCOPED CONFIGURATION 
            SET ROW_MODE_MEMORY_GRANT_FEEDBACK = OFF;
        ALTER DATABASE SCOPED CONFIGURATION 
            SET INTERLEAVED_EXECUTION_TVF = OFF;
        ALTER DATABASE SCOPED CONFIGURATION 
            SET DEFERRED_COMPILATION_TV = OFF;
        ALTER DATABASE SCOPED CONFIGURATION 
            SET TSQL_SCALAR_UDF_INLINING = OFF;
        ALTER DATABASE SCOPED CONFIGURATION 
            SET BATCH_MODE_ON_ROWSTORE = OFF; 
        または
      2. 互換性レベル SQL Server 2017 (140) に設定して実行。
  • Microsoft SQL Server 2022
    注: IBM Cognos バージョン 11.1.7 および 11.0.13 は、Microsoft SQL Server 2022 上ではサポートされていません
    注: 2 つの確認事項:
    1. FlexNet Manager Suite は SQL Server 2022 から導入されたメモリ最適化テーブル機能との互換性を持たない SQL CLR を使用するため、次のどちらかのプロセスで TempDB_Metadata を無効化してから SQL Server を再開 してください。
      ALTER SERVER CONFIGURATION 
          SET MEMORY_OPTIMIZED TEMPDB_METADATA = OFF
      GO
      または
      EXEC sp_configure 'tempdb metadata memory-optimized', 0
      GO
      RECONFIGURE
      GO
    2. SQL Server 2022 で、Microsoft が Intelligent Query Processing に変更を追加しましたが、それにともなって Web インターフェイス (たとえば [すべての購入] ページ) でエラーが発生する可能性があります。FlexNet Manager Suiteコンプライアンス データベース で、2 つのエラー回避方法があります:
      1. 次の 6 つの Intelligent Query Optimizer コンポーネントを無効化する (この Microsoft トピックで説明されています):
        ALTER DATABASE SCOPED CONFIGURATION 
            SET BATCH_MODE_MEMORY_GRANT_FEEDBACK = OFF;
        ALTER DATABASE SCOPED CONFIGURATION 
            SET ROW_MODE_MEMORY_GRANT_FEEDBACK = OFF;
        ALTER DATABASE SCOPED CONFIGURATION 
            SET INTERLEAVED_EXECUTION_TVF = OFF;
        ALTER DATABASE SCOPED CONFIGURATION 
            SET DEFERRED_COMPILATION_TV = OFF;
        ALTER DATABASE SCOPED CONFIGURATION 
            SET TSQL_SCALAR_UDF_INLINING = OFF;
        ALTER DATABASE SCOPED CONFIGURATION 
            SET BATCH_MODE_ON_ROWSTORE = OFF;
        または
      2. 互換性レベル SQL Server 2017 (140) に設定して実行。
  • Microsoft SQL Server クライアント ツール (同一バージョン)
Flexera Analytics / Cognos Server
注: Flexera Analytics サーバーは、マルチテナント インストールでサポートされていません。
  • Windows Server 2012
  • Windows Server 2012 R2
  • Windows Server 2016
  • Windows Server 2019 (Datacenter エディションはサポートしません)
  • IBM Cognos バージョン 11.1.7 (log4j リスクの軽減を含む)
  • .NET Framework 4.7.2–4.8 (ASP.NET の登録は、Installation または Upgrading PDF ファイルの「Configure .NET and IIS 」 セクションに記述されています)
重要: コンテンツ ストア データベースを実行中のデータベース サーバー以外に Flexera Analytics がインストールされている場合、Flexera Analytics ホストとデータベース サーバー間のコミュニケーションを有効化する必要があります:
  • SQL Server 2017 以降の場合、ホスト上にMicrosoft OLE DB Driver for SQL Server をインストールしてください。
  • SQL Server 2012 から 2016 の場合、Flexera Analytics をホスト中のサーバーに Microsoft SQL Server Native Client 2012 をインストールします (この Native Client の 2012 バージョンは、リモート データベースが前述の通り正しい互換モードが設定されている SQL Server 2016 SP1 の場合、正しく相互運用します)。
Web ブラウザー
現在サポートされている、良く使われている Web ブラウザーの最小バージョン:
  • Microsoft Edge for Windows 114.0.1823.37
  • Google Chrome 115.0.0
  • Mozilla Firefox 115.0.0
  • Apple Safari 16.5.0.

Flexera Analytics メニュー オプションの一部は、Chrome ブラウザーで利用できません。

Web ブラウザー リリースのサポートを検証することはできませんが、現時点で、将来的なリリースに問題は確認されていません。

Flexera Analytics は、Microsoft Edge との互換性がありません。

最小スクリーン解像度 1024 (水平方向のピクセル) が必要です。

注: Microsoft は 2022 年 6 月に Internet Explorer のサポートを終了しました。
FlexNet インベントリ エージェント

Windows プラットフォーム:

  • Windows Server 2008 R2 x64、2012、2012 R2、2012 R2 SP1、2016、2019、2022
  • Windows Server Core 2008、2008 R2 x64、2012、2012 R2
  • Windows Server Standard (旧 Windows Server Core) 2016、2019
  • Windows Vista、7、8 、10、11
    注: ARM ベースのデバイス上で実行可能な Windows システムもサポートされています。

Linux プラットフォーム:

  • Amazon Linux 2、2023 (ARM64/AArch64、x86、32 ビットおよび 64 ビット)
    • ARM (AArch64) には glibc 2.17 以降が必要
  • CentOS 6-7.5 (x86、32 ビットおよび 64 ビット)、7.6-9 (x86 64 ビットのみ)
  • Debian Linux 8–11.3 (x86、ビットおよび 64 ビット)、11.5, 12.0 (x86 64 ビットのみ)
    • Debian Linux 9.4 および 10 (32 ビットおよび 64 ビット) の場合、必要最小限 OS コアのインストールは ifconfig コマンドを省略します。これによって、インベントリで IP アドレスおよび MAC アドレスの収集が阻止されます。root ユーザーは、次のコマンドを使ってこの機能を復元できます:
           apt-get install net-tools  -y
  • Fedora Linux 26 (x86、32 ビットおよび 64 ビット)、27-38 (x86 64 ビットのみ)
  • glibc 2.17 以降を含む POWER、ARM64 (aarch64) および s390x (IBM zSystem) システム:
    • CentOS 7.4 以降

    • Debian 8 以降

    • Fedora 21 以降

    • Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 7.4 以降

    • SUSE 12 以降

    • Ubuntu 14.04 以降

      • POWER マイクロプロセッサ サポートは、 リトルエンディアン (ppc64le) のみに限られています。FlexNet インベントリ エージェント は、ビッグエンディアン (ppc64) のディストリビューション上では実行しません。ppc64le ビルドを含まないディストリビューションは、POWER マイクロプロセッサでサポートされておらず、サポートされていないディストリビューションには、Amazon Linux、Oracle Linux、および Photon OS が含まれます (ただし、一覧されている Intel アーキテクチャで引き続きサポートされています)。
  • Nutanix AHV ハイパーバイザー。製品サポート ライフサイクル内のすべてのバージョンおよび libvirt ライブラリの使用がサポートされています。
  • OpenSUSE Leap 42.2, 42.3 (x86、32 ビット および 64 ビット)、15-15.5 (x86、64 ビットのみ)
  • Oracle Linux 6.0–6.10 (x86、32 ビットおよび 64 ビット)、7.0-8.8 および 9.0-9.2 (x86 64 ビットのみ)
  • Photon OS 3.0-5.0
  • Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 6.0-6.10 (x86、32 ビットおよび 64 ビット)、7.0-8.8 および 9.0-9.2 (x86 64 ビットのみ)
  • Rocky Linux 8、9
  • SUSE Linux Enterprise Server 12 SP3、12 SP4、12 SP5、15、15 SP1、15.2-15.5 (x86 64 ビットのみ)
  • Ubuntu 14–17.04 (x86、32 ビットおよび 64 ビット)、17.10-23.04 (x86 64 ビットのみ)
その他のプラットフォーム:
  • AIX 7.1 LPAR の Technology Level 5 以降、AIX 7.2
  • HP-UX 11i v3 (Itanium のみ)、vPars/nPars
  • macOS 10.15.4–14 (Intel および Apple M シリーズのプロセッサ両方に適用)
    • Apple M シリーズ プロセッサ (「Apple シリコン」) 上で FlexNet インベントリ エージェント のバージョン 20.1 以前を実行する必要がある場合、Rosetta 2 がインストール済みおよび実行中である必要があります。これが、ほとんどの Intel ベースのアプリケーションを Apple シリコン上で実行するための移行ソリューションです。Rosetta 2 のインストールには、2 つのコマンド形式があります:
      • Rosetta 2 ライセンスの同意を求めるインタラクティブなインストール:
        /usr/sbin/softwareupdate 
            --install-rosetta
      • 非インタラクティブなインストール:
        /usr/sbin/softwareupdate 
            --install-rosetta --agree-to-license
  • Solaris 10–11 (SPARC)、Zones バージョン 10–11
  • Solaris 10–11.4 (x86)、 Zones バージョン 10 -11

前提条件なし。

Flexera の Kubernetes インベントリ エージェント
  • Linux x86_64
  • Linux s390x (glibc 2.17 以降が必要)
  • Linux AArch64/AArch64 (glibc 2.17 以降が必要)
次の Kubernetes の実装が Linux x86_64 上でサポートされています:
  • Kubernetes 1.16-1.27
  • Amazon EKS
  • Azure AKS
  • kind (Kubernetes in Docker)
  • Minikube
  • OKD 4.x
  • Red Hat OpenShift 4.x
次の Kubernetes の実装が Linux s390x 上でサポートされています:
  • Kubernetes 1.16-1.26
  • OKD 4.x
  • Red Hat OpenShift 4.x
次の Kubernetes の実装が Linux AArch64/ARM64 上でサポートされています:
  • Kubernetes 1.16-1.27
FlexNet Beacon
  • Windows Server 2012、2012 R2、2016、2019、2022
  • Window 8、10、11
  • .NET Framework バージョン 4.7.2–4.8
  • 任意のサポート対象 Web ブラウザー
  • Oracle データベース インベントリの場合、Oracle OLE DB Provider (32 ビット)、バージョン 10.2.0.3 以降
  • DB2 データベース、 IBM OLE DB Provider (32 ビットまたは 64 ビット) からデータをインポートするための接続ドライバーが 32 または 64 ビットのどちらであるかは、オペレーティング システムによって決まり、64 ビットのオペレーティング システムでは、64 ビット ドライバーが必要です。
  • PowerShell 5.1 以降。
  • AWS への接続には、AWS Tools for PowerShell バージョン 3.3.283.0 以降も必要です。
  • Citrix Cloud への接続は、Citrix Remote PowerShell SDK の任意のバージョンが必要です。
  • Microsoft Azure への接続には、PowerShell version 5.1 以降、並びに Microsoft Az モジュール バージョン 6.1.0 および Microsoft Azure Resource Graph モジュール バージョン 0.11 以降が推奨されます。
    ヒント: Azure モジュールの古いバージョンを引き続き使用することができますが、使用可能な機能が制限されます:
    • 元の Microsoft Azure Resource Manager モジュール (バージョン 6.8.1 以降) を引き続き使用することができますが、Azure Hybrid Benefit データの収集を行わないことが前提で、改良されたパフォーマンスを活用することもできません (ライフサイクル終了日が近づいている点にもご留意ください)。
    • Azure ハイブリッド特典データの収集には、新しい Microsoft Az モジュール (バージョン 5.2.0 以降) が必要です。
    • Azure 内で大規模な実装を行っているエンタープライズでは特に、パフォーマンスのさらなる向上のため、Microsoft Az モジュール (バージョン 6.1.0 以降) および Microsoft Azure Resource Graph モデル (バージョン 0.11 以降) の組み合わせが推奨されます。
  • Microsoft Office 365 Online Service への接続には、次も必要です:
    • 64 ビット サーバー オペレーティング システム
    • PowerShell 5.1 以降。
    注: 推奨されている Microsoft 365 コネクターではなく、Microsoft Office 365 (非推奨) コネクターを使用する場合、追加の前提条件があります。これらの追加前提条件についての詳細は、このガイド を参照してください。
  • Tanium Asset への接続には、次が必要です:
    • Tanium Server バージョン 7.3.314.3668–7.5.5.1140
    • Windows Server 2012 以降、または Windows 7 SP1 以降で実行中の PowerShell バージョン 5.1 以降
FlexNet Manager for SAP Applications - Admin Module Transport
  • SAP Basis リリース 7.0 から 7.53
SAP リリースに一致する SAP GUI をインストールする必要があります。
FlexNet Manager for SAP Applications - Satellite Transport
  • SAP Basis リリース 4.6C から 7.53
前提条件なし

FlexNet Manager Suite(オンプレミス)

2023 R2